黒猫ピアス＆イヤリング『狂った時計屋』～黒猫～
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picturebookの春とasobgocoroのコラボシリーズ！
オリジナル物語でのアクセサリーを展開。
スチームパンクな世界をモチーフに、進む物語に巡り会う人々とリンクするアクセサリー。
金属アレルギーの出にくい医療用ステンレス３１６Lの素材を使用したピアスとなります。
また錆びにくく、汚れにくいため、日ごろのお手入れが面倒な方にもおススメです。
イヤリングはノンホール樹脂ピアス。
※写真にあるように、猫の部分の歯車に全く同じデザインはありません。ご了承ください。
※一個売りです
￥1,500 (税込)
『狂った時計屋』≪黒猫≫
13年共に暮らしていた猫が死んだ。捨てられたのか迷子なのかわからないが真っ黒い毛玉が玄関先でニャーニャー鳴いていたのを気まぐれで家に招き入れた。別に飼っていたつもりはない。あの子はあたしが出掛けるのと同時に家を出て、あたしの帰宅に合わせて家に入るだけだ。あの子は寝るための籠とその中に使い古した毛布を入れただけのものを用意しただけだ。名前も付けなかったし、ご飯もほとんどあげたことはない。
病気か怪我かわからないが右目が赤い猫だった。
いつものように出かける準備をし扉を開けたがあの子はあらわれなかった。珍しいと思いながらそのまま出掛けた。帰宅してベッドを覗くとあの子は毛布に包まり生をやめていた。
突然現れた猫は突然いなくなった。
背中を撫でながらどこに埋めようか考えた。街の時計屋の脇を入ったところに赤い花が咲くところがあるからそこにしようと決めた。ついでに調子の悪かった時計も修理に出そうと思った。
あの子を埋めて…
※物語の続きはサイト内『狂った時計屋』short storyにて